換気システム
2023.10.26
こんにちは!
LIFE HOUSE広報の西川です。
今回は換気システムについてです。
窓を開けなくても、強制的かつ自動的に室内の空気が入れ替えられるシステム。
2003年に建築基準法で換気システムの設置が義務付けられ、それ以降の新築住宅には必ず換気システムが設置されています。
②なぜ換気が大切なのか?
「シックハウス症候群」この言葉を聞いたことはありますか?
シックハウス症候群とは、家の壁など建材に使われている化学物質や家に発生したカビ・ダニ、室内で使う暖房機器などから発生する二酸化炭素・一酸化炭素・窒素酸化物などを吸ってしまうことが原因で身体にあらゆる不調が出る病気のことです。
せっかく新築住宅に引っ越したのに、身体に不調が出てしまっては快適な生活が送れませんね。。
シックハウス症候群の対策として、化学物質を使わないことと同時に換気によって室内の化学物質の濃度を下げることが効果的だとされています。
このため、「換気」の重要性が明らかになり、法律で義務化されるようになったのです。
また、シックハウス症候群の対策以外にも家を計画的に換気することのメリットはたくさんあります。
■外部空気の影響をシャットダウン
外の空気には花粉やPM2.5、黄砂などあらゆる有害物質が含まれています。このような有害物質を室内に取り込まないように、外気をきれいにしてから室内に取り込むことが可能です。
■結露対策
窓の結露、壁内結露、これはどちらも木材を傷め、家の寿命を短くしてしまいます。換気をすることでこの結露を対策することにもつながります。
■健康を阻害する有害物質を取り除くことが出来る
換気をしないと、部屋の空気が滞って湿気もたまりやすくなります。湿気の多い環境では結露やカビが発生しやすくなりますが、特にカビは健康に被害をきたす危険性があります。
カビによる健康被害としては、白癬(はくせん)や口腔カンジダ症などの感染症や、カビ毒(マイコトキシン)による中毒、アレルギーなどが挙げられます。
また、灯油や石油を使用するストーブや石油機器などは、部屋のなかの酸素を使って燃焼を促すことで温かい空気を出します。
仮に換気をしないで使用を続けると、徐々に部屋の酸素量が減り、ストーブや石油機器が正しく燃焼できなくなるため、身体にとって有害な一酸化炭素が発生するようになります。この場合、頭痛や吐き気、手足のしびれなどの症状が出て、死亡の原因にもなりうる「一酸化炭素中毒」を引き起こし、大変危険です。
冒頭にも述べましたが、換気をしないと、ハウスダストや花粉、ダニ、ウイルスなどの汚染物質が部屋にとどまりやすくなります。汚染物質は、「目がチカチカする」「鼻水が出る」「のどが乾燥する」などの症状に代表される「シックハウス症候群」の原因となる場合もあります。
そういった原因になるような有害物質を換気して取り除くことで健康に生活が出来ます。
換気システムはお家に住む上でとても重要な役割を果たしていますね。
結露しにくくなるのでお家の寿命も延び、健康を害する物質を取り除くことで住む人の健康寿命も伸ばす。
換気システムって素晴らしいですね。
次回は換気システムのお手入れについて書いていきます。
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