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土地探しの基礎知識

2023.09.29

こんにちは!

LIFEHOUSE広報の西川です。

土地を探す前に知っていてほしい情報を紹介します。

土地の「用途地域」

土地は用途地域に分かれています。

「都市計画法」に基づいて、人が特に多く生活している市街化区域内にある土地を「住居系」や「商業系」「工業系」といった建てる建物の用途に応じてエリアを分けるために定められているものです。

家を建てる土地の周囲にどんな環境を求めるかによって、用途地域を選ぶことをオススメします。
また、用途地域によって、以下でご説明する「建ぺい率」と「容積率」などの建築する建物への制限も生まれるため、土地選びをする際に非常に重要な項目となります。

土地の用途地域 一覧

用途地域それぞれの目的・建てられる建物の種類
第一種低層住居専用地域低層住宅のための地域です。小規模なお店や事務所を兼ねた住宅、小中学校などが建てられます。
第二種低層住居専用地域主に低層住宅のための地域です。小中学校などのほか、150平米までの一定のお店などが建てられます。
第一種中高層住居専用地域中高層住宅のための地域です。病院、大学、500平米までの一定のお店などが建てられます。
第二種中高層住居専用地域主に中高層住宅のための地域です。病院、大学などのほか、1,500平米までの一定のお店や事務所など必要な利便施設が建てられます。
第一種住居地域住居の環境を守るための地域です。3,000平米までの店舗、事務所、ホテルなどは建てられます。
第二種住居地域主に住居の環境を守るための地域です。店舗、事務所、ホテル、カラオケボックスなどは建てられます。
準住居地域道路の沿道において、自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居の環境を保護するための地域です。
田園住居地域農業と調和した低層住宅の環境を守るための地域です。住宅に加え、農産物の直売所などが建てられます。
近隣商業地域まわりの住民が日用品の買い物などをするための地域です。住宅や店舗のほかに、小規模の工場も建てられます。
商業地域銀行、映画館、飲食店、百貨店などが集まる地域です。住宅や小規模の工場も建てられます。
準工業地域主に軽工業の工場やサービス施設等が立地する地域です。危険性、環境悪化が大きい工場のほかは、ほとんど建てられます。
工業地域どんな工場でも建てられる地域です。住宅やお店は建てられますが、学校、病院、ホテルなどは建てられません。
工業専用地域工場のための地域です。どんな工場でも建てられますが、住宅、お店、学校、病院、ホテルなどは建てられません。

引用・参照:国土交通省「PDF用途地域

建ぺい率

建物の敷地となる土地の面積に対して何割の面積まで建物が建てられるかを定めたものです。敷地いっぱいに建物が建てられると、建物同士が密集して生活環境が悪くなったり火事が起きた際に延焼しやすくなったりするため、建ぺい率の制限があります。

都市計画で、その限度の数値が決められており、建ぺい率がわかれば建てられる家の建築面積の上限がわかります。

建物の高さなどの「建築制限」

土地には、建ぺい率や容積率のほかにも、さまざまな建築制限があります。例えば、建物の絶対的な高さや、道路や隣家の日当たりを確保するための道路斜線制限や隣地斜線制限などです。これらの制限は、土地によって異なります。

また、接道義務にも注意が必要です。現在の建築基準法では、建物を建てる土地は、原則として幅が4m以上の道路に2m以上接していないといけません。この接道義務を満たしていない土地の場合、建物を建てたり建て替えたりできない場合があります。古家付きの土地を購入する際には注意が必要です。

一言で土地と言っても色々な条件があり、その条件と自分の希望する条件をすり合わせる必要があるので土地探しを使用とお考えの方は早めに探し始める方が良いでしょう。

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