家の配置・方角・間取り選びに用いられる家相とはなにか
2023.12.14
こんにちは!
LIFEHOUSE広報の西川です。
突然ですが、皆さま家相というものがあるのですがご存知ですか?
お家を建てようとされるときに家相というワードが出てくるのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は家相についてご紹介します。
家相について知識があると住宅購入時、より良い選択につながります。
そんな家相という言葉に、「そもそも家相ってなに?」「一戸建てを購入するうえで大切な情報なら事前に知っておきたい!」と言った、疑問や興味を持つ方は少なくないでしょう。
先述したような方に向けて家相の意味や歴史、風水との違いをご紹介します。
家相とは日本独自に発達した考え方で、家の配置や方角、間取りから「吉相」「凶相」という風に、その家の吉凶を判断するものです。
わかりやすく言うと、運気が良い間取りなのか、運気が下がる間取りなのかを判断するということです。
このような説明を聞くと「家相は迷信的なもの」と思われる方も多くいらっしゃると思います。
しかし、現在は科学的根拠に基づいた研究が進められており、建築学や住居学などの学問的要素によって構築された部分も大きいことから「家相学」とも呼ばれているものなのです。
日本の気候風土に合わせながら「安全で過ごしやすい暮らし」のために作られてきた住宅の歴史、そこから築かれた生活の知恵を表したものが「家相」と言えるでしょう。
家相は約5,000年前の古代中国で発祥した考え方です。
その後、西暦600年前後に中国から日本に伝わり、風土や風習など全く違う環境で独自の発展をしていきました。
中国から日本に伝わったとされる同時期にインドから仏教が伝来し、日本特有の神と仏が一体となる「神仏習合」という宗教観が登場したことや、政治や歴史的な出来事の影響によって現在の日本独自の家相が生まれたと言われています。
風水も家相と同じように家の運気を判断する際に用いられるものですが、同じ意味を持つ言葉ではありません。
風水は基本的に土地の良し悪しを判断し、土地の地脈や気候などの自然エネルギーによって運気をどのように上げていくかという考え方をします。
また、その家に住む人の生年月日や誕生地などから読み取り、宿命や天性の質という部分から吉凶を判断していきます。
一方で、家相は日々の生活体験から生まれた統計学であるため「誰がどこに住むのか」という部分ではなく「家に住むことでどのような生活になるか」を考えて判断するものであり風水とは異なる考え方と言えます。
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