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気密性能

2023.10.25

こんにちは!

LIFE HOUSE広報の西川です。

今回は気密性について書いていきます。

気密性能も大切な物ですので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!

気密性能とは

住宅における気密性能とは、住宅の隙間をできる限り減らし、室内の空気を屋外と分断する性能のことです。気密性能の高い住宅は、室内の温度や湿度をコントロールしやすいため快適性に優れています。さらに暖冷房などで調整した室温を保ちやすく省エネにつながることに加え、住宅の寿命にも大きく関わります。

気密性能が高いお家だとどうなるか

では、気密性能が高いお家だとどうなるのでしょうか?

光熱費が抑えられる

前述でも触れましたが、気密性能の高い住宅は室内の空気を屋外と分断することができます。そのため外気の影響を受けにくく、また暖冷房で調整した快適な空気をしっかりと保つことができます。暖冷房を効率よく使用できるため、結果的に光熱費を抑えることができます。

効率よく空気の入れ替えができる

気密性能が高いと、建物全体の換気をコントロールできます。生活によって室内にこもった匂いや二酸化炭素、その他の体によくない物質を換気によって効率よく建物外へと排出することで、室内の空気をよい状態に保てます。逆に気密性能が低いと、隙間から空気が漏れてしまい、効率よい換気ができません。

断熱性能を保てる

高い断熱性能で屋内外の熱移動を少なくしても、気密性能が低ければ、隙間から屋内外への空気の流出入によって、断熱性能の効果が薄くなります。つまり、気密性能と断熱性能の両方がそろってこそ、それぞれのメリットが生き、室内の快適性を保つことできるのです。

快適な湿度を保てる

気密性能が低いと、特に梅雨を含めた夏の時期に屋外から湿気が侵入しやすくなります。屋内の湿度が高すぎると、カビやダニが発生する原因にもなります。逆に気密性能の高い住宅は外気の影響を受けにくく湿気を遮断することができるため、快適な湿度を保てます。

結露を防げる

気密性能が高いと、結露の発生を抑えることができます。結露には、窓ガラスやサッシ、壁などの表面で発生する「外部結露(表面結露)」と、室内の湿気が壁の中(断熱材や木材部分)や天井裏などに侵入することで発生する「内部結露」があります。特に内部結露は発生していても気付きにくいため、「気付いたときには腐食やカビが進んでいた」ということにもなりかねません。結露を防ぐことは、快適さだけではなく、住宅の劣化を防ぎ耐久性を保つためにも重要なのです。

外から汚染物質が入りにくい

外気には、花粉やPM2.5など、人体に好ましくない物質も存在します。気密性能が高ければ、これら汚染物質が屋内に入りにくくなります。その上で屋内の換気をしっかりコントロールすることで、室内の空気をよい状態に保つことができます。

ヒートショックのリスクを減らせる

めまいや失神、心筋梗塞などを引き起こすヒートショックは、主に急激な温度差が原因で起きます。暖房で暖められた部屋と、廊下やトイレ、脱衣所などの温度差が大きくなりやすい冬場は、特に注意が必要です。気密性能の高い住宅は、この温度差が少ないため、ヒートショックのリスクを減らすことにもつながります。

防音効果が高い

気密性能の高い住宅は、隙間が少ないことに加え、敷き詰められた断熱材が音を吸収してくれます。屋内の音が外に漏れにくく、また屋外の騒音や近隣の生活音も入ってきにくくなります。気密性能を高めると、遮音性能や防音効果も期待できるのです。

床・足元が冷えにくい

基礎から気密性能にこだわった住宅は、隙間が少なく外気の影響を受けにくいため、床や足元の空気が冷えにくくなります。そのため暖房を効率よく効かせることができ、足元から暖かく過ごすことができます。

まとめ

前回の断熱性能と同じくずっと住むお家だからそ大切な機能ですね。

健康に快適に住まうためにご検討してみてはいかがでしょうか?

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