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小さな家と大きな家

2021.10.20

こんにちは、西川です(/・ω・)/

数日前から急に寒くなりましたね😥

コロナウイルスは落ち着いてきましたが、引き続き体調管理には

気を付けていきましょう(‘ω’)🙌


小さな家と大きな家、家はどちらがいいのか?

家づくりには予算があるものなので、総予算を調整するために家の大きさでバランスを取ることもよくありますし、反対に家にはある程度の広さが欲しいという方もいると思います。

では、小さな家、大きな家のメリットとデメリットって何なんでしょうか?

家を建てるなら、あなたは『小さな家』と『大きな家』どちらの家を建てたいと思いますか?


小さな家のメリットとデメリット

それではまず、小さな家のメリットについてみてみましょう。

(小さな家と言っても、ここでは生活に困るほどの小さな家のことではなく、住む人数に合わせた最低限の広さがある家のことを指しています)

【小さな家のメリット

〇土地の大きさの影響を受けにくい

家自体がコンパクトなので、それほど広い土地でなくても家を建てることができます。土地の家以外の部分は駐車場として使ったり、小さくても寛げるような庭にして家の魅力をあげるのもいいですね。土地の大きさの影響を受けにくいのは小さな家の大きなメリットと言えます。

〇家の建築費用を抑えられる

家の価格は大きく分けて「広さ」と「仕様」によって決まりますが、「広さ」というのは家の価格で1番大きな影響を持っているので、家をコンパクトにうるというのは家の価格を抑えるのにとても効果的です。家の大きさを抑えた分、家の仕様や設備に回して家の住み心地を上げるのもいいですし、家以外でも旅行や教育費などを充実させるために使うも良いと思います。家を小さくすることで、量より質を大切にした生活になるきかけになってくれます。

〇家族と程よい距離感を持つことができる

人(家族)との距離が離れすぎないので、会話がしやすくなります。中途半端にお互い離れすぎるよりも膝を付き合わすくらいの距離感の方が、会話がはずむ傾向があったり、一体感が出やすいそうです。LDKには必ずしもダイニングテーブルとソファが必要という訳でもなく、あえてダイニングテーブルを無くしてリビングに大きめのローテーブルを置き、周りにグルっと人が集まれるようにしてしまうのも、小さな家を楽しむための1つの方法と言えます。

〇掃除がしやすい

家の面積が小さくなるので掃除の面積も少なくなります。

〇光熱費があまり掛からない

冷暖房を使うときのエネルギーも少なくなります。

このように小さな家にはメリットが多くありますが、反対にデメリットって何でしょうか??

小さな家のデメリット

大前提として、小さな家と言っても生活する上で人や家具が邪魔で生活がしにくく不便になってしまうのであれば、持ち家としてずっとストレスを持って生活することになってしまいます。

そのためには単純に家を小さくするだけでは不十分で、住む人の生活スタイルをよく分かった上で家の設計をする必要があります。

小さな家にするためには、住宅会社や工務店選び目利きが、通常よりも必要になってきます。その他には、大は小を兼ねますが、小が大を兼ねるのは難しいと言う点です。

ここまで小さな家について見てきましたが、ではどうすれば住みやすい小さな家にできるのでしょうか?

魅力的な小さな家にするための方法は、家の中で必要最低限の用途をクリアしているということ。人によって、この用途は様々ですが、この辺りを意識するかどうかで、小さな家のクオリティは大きく変わってきます。


大きな家のメリットとデメリット

それがは次に、大きな家のメリットについて見てみましょう。

【大きな家のメリット

スペースに余裕があるからこそできる広々とした感じは、大きな家でしかできない魅力的なメリットとなります。

その他に定期的に人が多く集まる場合も大きな家が求められる場合があります。親族のつば狩りが強く、定期的に人が集まるという場合は、大きな家はやはり魅力的です。

【大きな家のデメリット

大きな家のデメリットの多くは小さな家のメリットの反対となります。

例えば、

●大きな家を建てるためにはある程度の広さの土地が必要

●建築費もそれだけ掛かることになります。

●光熱費がかかる

●掃除の手間というのも家の広さに比例する

●固定資産税がかかる

家は36坪のおおきさまで固定資産税の優遇がありますが、家が広いとその広さを超える分は固定資産税の優遇はありません。また、将来子供が巣立って夫婦2人になった時に、家の広さを持て余す可能性もあります。

リフォームで家を小さくリフォームする「減築」が増えているように、歳を取った時の広い家というのは負担になることもあるのです。

また、広い家を建てる場合に必ず意識しておきたいのが、家は広ければ広い程、生活動線を意識した間取りにすると言うこと。小さな家では多少動線が長くてもそこまで毎日ストレスになるというケースは少ないですが、大きな家で動線が長いと、広い家の中をアッチに行ったりコッチに行ったりと家の中を移動するのも大変です。


小さな家と大きな家、どっちがいい?

ここまで、小さな家と大きな家のメリットとデメリットについて見てきましたが、それでは小さな家と大きな家、どちらの方がいいのでしょうか?

例えば、30坪の土地を上手く活かした住みやすそうでコンパクトな家があるとします。

そして、その家の見学会をしたとしても、家の見せ方やアイデアなどをとても魅力的と感じる人もいれば、そのコンパクトな家にあまり興味を惹かれない人もいます。

前者の人は、家には広さよりというよりも居心地の良さを求めているので、居心地の良い場所を沢山作る小さな家が楽しく魅力的で、見学している家のアイデアを沢山活かしながら自分たちに合った家を建てようと思う方がほとんどです。

一方、後者の人は小さな家のアイデアよりも、視覚的にまずは満足できる広さの家を見てみたいと思っている方がほとんどで、どちらかというと見た目の高級感の優先順位が高いんですね。

このように、家のゴールは「暮らしていて楽しい家」だとしても、その楽しく感じる家というのは人それぞれです。

優先順位が人によって、また家族によって違うということ。

そのため、あなたがまずは何に価値を感じて優先順位が高いかどうか。

この部分を整理することで、目指すゴールの「暮らしていて楽しい家」というのは小さな家が良いのか、それとも大きな家が良いのかというのがハッキリしてきます。家の大きさで迷っている人や迷いがある人は、この部分を一度よく整理してみると、あなたにとって良い家というのが見えてくると思います。


まとめ

今回は小さな家と大きな家というテーマで見てきました。

小さな家にも大きな家にもそれぞれメリット、デメリットがありますが、1番もったいないのはムダなスペースが多く間延びしてしまった家です。

小さな家を目指す場合のムダなスペースというのは極力排除していくことになりますが、大きな家の場合も家が広くなればなるほど、広さに紛れて意外とムダなスペースというのも増えがちになります。

小さな家でも大きな家でも家の大きさは違えど、住みやすさや満足度です。

ムダなスペースが無いかどうか意識しつつ、それぞれのデメリットができるだけ少なくなるよう意識しておきたいですね。いろいろとお伝えをしましたが、最終的には資金計画でおおよその家の大きさは決まります。

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